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童貞卒業への道程

大切な人と幸せに暮らしたいな

僕とクリスマスとサムシング

今年も残りわずか

本屋からの帰り道、近所の商店街に目を移すと、どの店もクリスマスの準備で忙しそうだ

ふと周りを見てみれば、街行くカップルや子供連れが目に留まる

歩きながら手を組み互いを見つめあうあのカップルも

買い物袋を両手いっぱいに抱えたあの夫婦も

そして富士そばの前で食券とにらめっこしているこの僕も

みんな一体どんなクリスマスを過ごすのだろう?

愛する人と熱い夜を過ごしたりするのかな?

家族で食卓を囲んでケーキを頬張ったりするのかな?

もし、そんなクリスマスが過ごせたら

うれしくて うれしくて うれしくて

僕はきっと一日中ニヤニヤが止まらないと思う

なんてすばらしいクリスマスだろうか

そのどれもが眩しすぎて

今の僕には刺激が強すぎて

他の人のクリスマスに思いをはせるのはそこまでにしようと思った

ふと我に返り、目の前の天ぷらそばを食べる手が止まる

僕はどうしようか・・・・?

 

僕はきっと例年通りオナニーをすると思う

中学二年のあのクリスマスから

僕は毎年クリスマスにオナニーをしているのだから

今振り返るとあのクリスマスが一番最高のクリスマスだった・・・

そんなあの日の出来事を今日はちょっとだけ振り返ってみよう

 

中学二年生のクリスマス、僕は初めてオナニーを経験した

その当時僕らの間では、なぜか休み時間になるとジャージの上から自分の息子をシゴくふりをする動作が流行っていた

要はオナニーをする際の動作が流行っていたのだ

みんな満面の笑みでこのオナニーモーションを繰り返していた

そして、女子や先生が近くに来ると一瞬でその動作を止め、何事も無かったかのように振る舞う

そして、また教室から出ていくとモーションを再開するのだ

「○○ちゃんかわいいー!うぉーーーーーーーーーーー!!!」とか言いながらみんな笑顔でオナニーモーションを繰り返していた

今思うと完全に異様な光景だったと思う(笑)

そして、さらに意味不明なことになぜかオナニーモーションの速いやつは男子皆から羨望のまなざしで見られていた

「○○のシゴくスピードはヤバい!あいつは相当デキる男だ!」等という訳の分からないステータスまで出来上がっていた

そんな状況が僕には全くわからなかった

その動作の意味も全くわからなかったし、スピードが速いことの何がすごいのかもわからなかった

そして僕は思い悩んだ・・・

この動作は何なんだ?

その当時は携帯もなく、家にあるパソコンもインターネットは使えなかった

だから僕は自分で調べようがなかった

そして恐る恐る友達のT君に聞いてみた

僕「ねえねえ、前から思ってたんだけどさあ、いったいこの動作何なの?」

T君の驚いたような目が僕には今も忘れられない

一言で状況を察したT君、僕にこう言った

T君「そうか!お前はまだだったか!よしよし!明日エッチなビデオを貸してやるから、それ見ながら自分のアソコしごいてみ!」

今思えばT君のここでの振る舞いは神としか言いようがない

普通だったらここで僕はフルボッコになるところだ!

「えーお前そんなことも知らないの?嘘だろー!!小学生かよ!!!」

そんな嘲笑の的になってもおかしくなかったのだが、T君のジェントルマンな行動により、僕は晴れて大人の階段を登ることとなった

翌日T君が早速僕のところにきて、ビデオを貸してくれた

T君「感想教えてな!」

そう言い残し僕のもとから去っていった

僕はそのビデオをそっとかばんの中に詰め、誰にもばれないように厳重にタオルとジャージの上着でくるんだ

パンパンに膨れ上がったカバンを背負い、家路につく

「誰も家にいなでくれ!いないでくれ!!いないでくれ!!!!」

そう思いドアを開けると、

「お帰り!」

無邪気な声で姉が話しかけてきた

「ふざけんな!!!」

この時ほど姉の存在を鬱陶しく思ったことは無い(笑)

それからというもの、何とかして姉を家から押し出そうと試みた・・・

「ねえ、コンビニでアイス買ってきて!」とパシリを頼んだり

「ねえねえTSUTAYAでCD借りてきてよ!一枚俺がおごるから!」等とお金にモノを言わせたり

「ねえねえねえ、たまには友達の○○さんの家に遊びに行った方がいいんじゃない?」と姉の放課後の過ごし方に言及してみたり

最終的には「いいから出てけよ!!俺は今機嫌がわるいんだ!一人にさせてくれよ!!」などと完全に訳の分からないキレ方をしてみたりと・・・

結局姉はその日は出て行ってくれなかった

「お前が出ていけ!!!!」

そう姉に言われ一人寂しく近所をプラプラしに出かけた

「姉さえいなければ・・・」

「僕の部屋にマイテレビがあれば・・・」

そう思いながらその夜は布団にくるまりビデオのパッケージを見て妄想を膨らませていた

 

翌朝・・・・

僕の親と姉がふだんより少し早く家を出ていった

チャンス!!!

僕の出発時間までは時間がある!!

そして家には僕一人きりだ!!!

はやる気持ちを抑えながらリビングのビデオデッキをオンにして、カバンからビデオをとりだしてセットした

おもむろにスクリーンにタイトルが映し出される

「憧れの保健の先生 放課後まで待って」

何とも妄想をかきたてるタイトルに僕の頭は真っ白になった・・・

それからというもの、保健の先生が登場し、生徒とあんなことからこんなことまで・・・

保健室という密室で繰り広げられるファンタジーに僕は酔いしれた

「女性って・・・・すごい・・・・」

僕は素直にそう思った

だって色々と凄すぎたんだもん・・・

さっきまで「恥ずかしい・・・」とか言ってたのに、いきなりチューするところとかさ

僕にはそんなことまず出来ない・・・

せめて最初は握手とかさ、そういうのから始めるだろ!!

なのにいきなりチューって・・・と僕は思っていた

そして物語は進み、生徒のアレを頬張る保健室の先生の姿が・・

ここでも疑問符が頭の中に浮かんだ・・・

なんであんな汚いものを口にくわえられるんだ・・・

洗えよ!洗わないとバイキンとか後でいろいろ大変だぞ!!

そう思っていた

そんなことを考えていると時間が無くなっていることに気づいた

マズイ・・・早くしなければ・・・

物語はクライマックスへ

そして、とうとうあの謎のモーションを実行する時がきた

おもむろにズボンを下げ、パンツを脱ぐ僕

息子に手をかけ、ひたすら上下にしごき続ける

スクリーンの向こうの女優の喘ぎ声が脳内にこだまする

それとリンクするように僕の右手のスピードも加速していく!

「速い!!」

「速いぞ俺は!!!」

あれだけバカにしていたオナニーモーションをいとも簡単にマスターしてしまった自分がそこにはいた

「間違いない!!」

「僕は今完全にデキる男だ!!!」

自信が確信に変わった瞬間だった

そこからは未知の領域だった

段々と変な気分になっていく自分

下半身の奥から熱いものがこみ上げ、息子の先っちょからは何やら透明な汁が出ている・・・

「なんだ!!なんなんだ!これは!!!!」

人体の神秘に魅せられながら刻むビートはスピードを増していく

そして・・・・・・

 

 

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ついにマグマが噴き出る瞬間を迎えたのだった!!!

「なんじゃこりゃーーーーーーーーーーー!!!」

そんな思いとともに、ありったけの量を畳にぶちまけたのだった・・・

 

「大人になるってこういうことなんだな・・・」

そうしみじみと思いながら歩く朝の通学路

初オナニーという儀式を経て、少し成長した気になった自分

14回目のクリスマスのその日・・・

いつもの景色が違って見えたのは言うまでもない・・・